コルナゴ

HISTORY

コルナゴの歴史

COLNAGO HISTORYコルナゴ誕生

創立64周年、それがすべてを物語る。
数あるイタリアンロードにおいて頂点に君臨するブランド=コルナゴ。
1954年エルネスト・コルナゴによって創設され、常に有力プロチームに
バイクを供給し続け数多くの栄光を手にし、ロードレースの歴史と共に歩んでいる。
1991年には現在の主流となっているカーボンフレームをすでに発表し、
他の追従を許さない独創的なデザインは今の時代にも色濃く残されている。

1954

イタリア ミラノ近郊の都市、カンビアーゴにて7坪ほどの小さな工房で弟のパオロとともに「チクリ・コルナゴ」を開く。

1970

モルティ二のジャージを着用したミケーレ・ダンチェッリはミラノ~サンレモに勝利し、世界中にモルティ二の名を広めることになった。

1972

エディー・メルクスはメキシコシティの競技場において、コルナゴが製作したバイクでアワーレコードを樹立。車体重量をわずか5.7kgであった。

1978

ローマ法王、ヨハネ・パウロ2世にコルナゴ一家が拝謁。黄金に塗られたロードバイクを献上する。

1981

フレディ・マルティンスはプラハで開催された世界選手権にて、スプリントでジュゼッペ・サロンニを破った。彼らはともにコルナゴに乗っていた。

1982

ジュゼッペ・サロンニは昨年の屈辱を晴らすべく、世界チャンピオンになる。翌年のミラノ~サンレモではアルカンシェルを着用し優勝した。

1984

ロサンゼルスオリンピックの100kmチームタイムトライアルにおいてイタリアチームが優勝。彼らが使用したバイクはコルナゴであった。

1985

ヨープ・ズートメルクはイタリアのモンテッロで開催された世界選手権で優勝。クロモリバイク全盛の時代でコルナゴ知名度をさらに高めた。

1986

ジョバンバッティスタ・バロンチェッリは過酷なコースレイアウトで有名なジロ・デ・ロンバルディアにて優勝。

1989

フェラーリ社とのコラボレーションによる「C35(35周年記念モデル)」を発表。伝説の有機体とも呼ばれた。

1990

フランコ・バレリー二がパリ~ルーベに勝利。それに続く5年間で、コルナゴはさらに4度の成功を収めた。すべてのレースに使用されたのはカーボン製バイクであり、世界で最も過酷なカテゴリーのレースにおいて高い性能を実証した。

1994

マペイチームは40周年記念モデル「C40」で勝利を量産。22年ぶりにアワーレコードを更新したトニー・ロミンゲル。

1996

パベル・トンコフはコルナゴのカーボンバイクでジロ・デ・イタリアを総合優勝。トニー・ロミンゲルがヴェルタ・エスパーニャを総合優勝。ダブルツールをコルナゴが制した。

2000

フェラーリ社とのコラボレーション「CF1」を発表する。後に続くコラボレーションモデルにはCFの呼び名がつけられた。

2001

オスカル・フレイレはリスボンで開催された世界選手権で優勝。2004年に2度目の優勝を飾る。95年オラーノ、96年ムセウ、98年カメンツィンと世界選手権をコルナゴが制した。

2002

パオロ・ベッティーニはリエージュ~バストーニュ~リエージュでステファノ・ガルゼッリとワンツーを決める。ベッティーニが勝利を量産した年であった。

2004

50周年記念モデル「C50」を発表。カーボンラグ製法とエアブラシで巧みに描かれたアートを思わせるペイントであった。

2007

イタリア人スプリンター、アレッサンドロ・ペタッキのために開発されたと「Extreme-Power」を発表。

2010

新城幸也がジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスのステージ入賞を果たし、世界選手権で前人未到の9位の成績を残す。

2011

フランスの英雄、トーマス・ボックレールはツール・ド・フランスにおいて10日間マイヨ・ジョーヌを着用。マイヨジョーニュカラーに塗られたバイクを使用した。

2013

スベン・ネイスがシクロクロスの世界チャンピオンを獲得。最強伝説を支えたのはコルナゴバイクであった。

2014

60周年モデル「C60」を発表。極太パイプをカーボンラグにて繋ぐ製法で、プレスフィットBBを採用し時代の潮流に乗る。

2015

女子プロ・ロードレーサー萩原麻由子選手がイタリアのステージレース「ジロ・ローザ」にてステージ優勝を飾る。

2016

アレクサンドル・フォリフォロフがジロ・デ・イタリアの山岳タイムトライアルにおいてステージ優勝をV1-rで飾る。

2017

フィリッポ・ガンナはトラック競技の4km個人追い抜きで世界チャンピオンとなる。

2018

C60の後継モデルとなる「C64」を発表。進化した伝統のラグドフレームは、Cを冠するフラッグシップの名をまたひとつ上のステージへと押し上げる。