Cの称号を纏ったフラッグシップモデル「C64」は、モノコックフレーム全盛の今日において、頑なにラグフレーム製法というコルナゴの伝統を継承しています。その歴史は1989年に誕生した初の量産型カーボンロード「C35」まで遡ります。今や大量生産が当たり前になった現在のモノづくりにおいて一見無用の長物のようですが、多くのイタリア職人たちによるクラフトマンシップをフレームに宿すことこそMADE IN ITALYたる所以です。

1)史上最軽量

COLNAGO伝統のラグドカーボン製法を継続しながら、前作のC60よりフレームセットで200gの軽量化に成功しました。フレーム重量は900g(500s/未塗装)でCの系統では史上最軽量です。ダウンチューブのシェイプアップ、シートチューブとシートラグのワンピース構造化をし、ヒドゥン・インテグレ―ティド・シートクランプを採用しました。またシートチューブとドロップアウトエンドとの一体化など、細部にわたり軽量化にこだわった100%ハンドメイドのMADE IN ITALY製品です。

2)空力性能と振動吸収性の向上

フレームにカムテール形状を採用することで空力性能をアップしています。さらにダウンチューブ中間部にボトルゲージを収納するための窪みを形成。これによりC64はトラディショナルなフレームに比べ、空力抵抗が大きく減少しました。
ヘッドセットは、CONCEPTのヘッドセット構造をヒントに開発され、特殊ポリマーとカーボン、ナイロン樹脂エラストマーを融合させた特殊高分子化合物から作られています。これにより路面からの振動を吸収でき、快適性を向上させながらハンドリング性能を向上させました。

3)新設計のフロントフォーク

フォークは設計を一新しました。ブレード上部にエクスターナルリブを備えることで走行時の快適性を高め、横剛性を強化し、ライドクオリティーを追求しました。また、コラム内にはインターナルリブを備え、トップキャップからボルトを直接受ける構造によりプレッシャープラグが不要です。フォーク重量はC60に比べ40g軽量化され355g(未塗装)。
リムブレーキフレームは前後ダイレクトマウントブレーキを採用し、フォークとタイヤに十分なクリアランスを設けるためにフォーク長を5mm延長しています。それにより28mmタイヤの装着も可能となりました。
ディスクブレーキフレームではブレーキケーブルはステム内を通り、C/D形状を特徴とするコラムの内側に沿ってフォーク先端のディスクキャリパーへと通じています。

■関連リンク
C64 プロダクトページ

■インプレッション記事リンク集

シクロワイアード

『コルナゴC64実走インプレッション ロンバルディアの丘陵地帯で試したその実力』

バイシクルクラブ

『【バイシクルオブザイヤー2019】COLNAGO・C64 DISC』